苫前町農業協同組合

JA苫前町の農畜産物

苫前町は農業・漁業を中心とした第1次産業中心の町で、日本海側から吹き付ける強い風を利用した、壮大な風車群(42基)が風光明媚なクリーンエネルギーの町です。 農業でも風の影響による比較的病害虫の発生も少ない自然環境と酪農家より供給される良質な堆肥による「クリーン農業」を積極的に推進しており、 北海道クリーン農業推進協議会が認証する「YES! clean」(北のクリーン農産物表示制度)「特別栽培米」に取り組んでいる北海道でも有数なクリーン農業の町であります。

稲作

お米

お米

苫前町のお米は、北海道内の作付け割合からみると大きな産地ではないものの、美味しさのバロメータである低タンパク米のお米が穫れる北海道内でも数少ない良食味米の産地として知られております。 作付品種もそういった背景から「ななつぼし」「ゆめぴりか」といった良食味品種が98%を占めしており、求められる・望まれるお米の作付意識が強いのも特徴の1つであります。

環境に優しいお米づくりとして、
①水稲種子の消毒は、全量温湯消毒
②農薬の飛散防止対策として、粉剤を自粛し、3つの防除組織による共同防除
③とままえ専用有機質肥料225による施肥管理


過去3ヵ年の低タンパク米(6.8%以下)出荷率

平成24年産 平成25年産 平成26年産 過去3ヵ年の平均
北海道平均 25.0% 24.0% 37.0% 28.7%
苫前町 56.5% 58.0% 65.7% 60.1%

畑作

野菜

かぼちゃ、メロン、とうもろこし・ミニトマトの主力4品目は、100% YES! clean 基準栽培と100%共同撰果による、安心して食してもらえるよう品質の統一化を図っております。


メロン

【メロン】
丹精込めて作られた美味しいメロンは、糖度14度以上のあま~いメロンを玉別に箱詰めされ、生産者よりJA撰果場に運ばれてきます。
撰果場では、JAの検査員が1箱ずつ外観品質や非破壊式糖度センターを使った糖度チェックを行なったのち出荷され、皆様のもとに届けれます。


とうもろこし

【とうもろこし】
1本1本、朝もぎたて「とうもろこし」は、朝10時までに撰果場へはこばれてきます。「とうもろこし」は鮮度が命!!!
鮮度を落とさず旨味を逃がさないため、全国初になるX線による撰果機では、サイズ別と先端不稔果を選別した後、5℃の予冷により芯までしっかり鮮度を保ち、その日の内に出荷されます。


かぼちゃ

【かぼちゃ】
主要品種の「くり味南瓜」「くり将軍」は、甘くてホッコリ美味しくお召し上がり頂けます。特に「くり味南瓜」は味も外観も栗っぽく、収穫量が少ない栽培管理も手間のかかる品種ですが、こだわりのかぼちゃです。


ミニトマト

【ミニトマト】
「愛果」(愛情をいっぱい受けて育った果実)の愛称で、小平町の生産者と同じ栽培基準で生産され、留萌管内広域ミニトマト生産者協議会として、7月上旬から10月下旬まで多くのお客様に愛され、喜ばれております。


小麦

小麦

【小麦】
パン・中華麺用の秋まき小麦「つるきち」と春まき小麦「春よ恋」を作付けしており、「春よ恋」の作付けが約70%を占めしています。
苫前町の小麦収穫体系は、全面積を町内の2利用組合に刈取作業を委託し、3台の大型コンバイン(1台JA所有、2台利用組合所有)により適期収穫に努めています。


大豆

大豆

【大豆】
当JAの大豆販売は、実需者へ直接販売が可能な体制づくりを基本としています。品種選定は、煮豆や豆腐の適性が高い「トヨムスメ」「とよみづき」と納豆の適性が高い「ユキシズカ」を、道内から岡山県までの実需者の要望に応え、生産者は求められる品種で必要な数量をつくる方式で全量を特別栽培としています。
この販売方法は、平成21年10月に竣工した「豆類乾燥調製施設」の高い調整能力により、①1圃場ごとのトレース管理の構築 ②コンタミの防止 ③製品ではなく、商品化までの調整可能能力を基本に、1トン容量の箱単位で乾燥する「ラック式乾燥システム」や 全国初となるタピオカ澱粉を利用した「タピオカ式汚粒クリーナー」では、汚粒除去能力はもちろんのこと、研磨式では無いため、表皮に傷が付かず、豆本来の風味を損なわず日持ち性の高い商品化が可能となりました。
収穫作業も小麦と同じように、5利用組合に刈取りを委託し、3台の大型コンバインと4台の汎用コンバイン3台の豆用コンバインによる収穫体系により、委託する生産者は播種時期の厳守と適性圃場管理を守り、委託した利用組合は適期収穫に努めるようルールを定めて行っています。
また、豆類乾燥調製施設に隣接する「」寒冷ハイブリッド式倉庫では、全国初となる雪と電気を併用した低温倉庫で、融雪水と熱源として施設内に取り込み、湿度を除き冷気だけを供給する熱交換器により、一定の温度(15度)で保管しています。


てん菜

年々作付面積が減少傾向にある中、それに何とか歯止めかけようと平成25年度に「苫前町てん菜生産組合」を設立し、苫前町のてん菜面積の播種から圃場の耕起・整地・移植までを行い、労働力やコストの低減に向け、更なる新規作付者の増加を目指し輪作体系確保に取り組んでいます。


酪農

酪農

苫前町には、19戸の酪農家がおり(平成29年)、搾乳牛を約1,000頭飼育しております。酪農組合などが中心となって、良質乳の生産向上や乳量の増加に努めています。また、酪農家からだされる牛の排泄物は「たい肥」化された後、自己利用や町内の の耕種農家などへ供給され、土づくりのために有効活用しています。

【町営上平共同模範牧場】
酪農振興を図るための町内農家から委託された育成牛を管理し、生産部門の拡大と乳牛の資質向上を図るため昭和50年に開設されました。本牧場は日本海側の高台に位置しており、風力発電用風車が39基稼働しています。 仔牛飼育にかかる労力の軽減、集団による効率的な疾病予防、傾斜地放牧で丈夫な牛が育つ、計画的な後続牛の確保が可能となり、生産乳の品質向上・乳量アップとなりゆとりある安心な酪農と経営の安定化が図られます。


【酪農の施設整備状況】
町内の酪農業は、19戸の内、40歳代以上の経営者や後継者が17戸と若い担い手が多いのが特徴です。
将来を見据えた多飼養化が進んでおり、搾乳ロボットによる省力化や複数戸に協業化による大規模経営など、畜舎整備を積極的に進めています。

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